クラスTシャツはいつから作るようになったのか

昭和世代も令和世代も、クラスTシャツというと「クラスで着るあのTシャツか」とピンと来るはずです。ですがいつ頃からクラスTシャツを着るようになったのか、ご存知ないかたも多いことでしょう。今まで確認できているところで言えば、昭和生まれの後半世代が学生の頃にはすでに存在していましたし、テレビ番組で40年前のクラスTシャツが見つかったという話もあるようです。そのため、やはり昭和の50年代以降には存在していたと言えるでしょう。

実際に「少なくともいつ頃にはなかったか」を考えると、戦前に存在していたとは考えにくいものですし、戦後すぐにあったとも考えにくいものです。また、実際に現在40代から50代の世代はクラスTシャツをしっているものの、それよりも前の世代となると、「知らない」方も多いようです。このように考えると、学年やクラスによってクラスTシャツは作ったり作らなかったりを繰り返しながら、生徒の自主性に任されながらも昭和から令和まで続いている面白い風習です。作り続ける理由としてはやはり「クラスで一致団結できる」というのが大きな理由でしょう。

そう考えるとコロナ禍が落ち着きをようやく見せてきた今、再びクラスTシャツが活躍する時代が来ています。そして最近ではネット通販を利用して作成できるという、作る側にとっても一気に敷居が下がったため、この先も細々と続いていく面白い習慣がこのクラスTシャツと言えることでしょう。

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